ダイビング最終日のこの日は、ブナケン島周辺のドロップオフになっているポイント。ちょっぴりシパダンのバラクーダポイントのような感じ。
翌日の飛行機の時間も考え、最終日のダイビングは3本。
2本目はマクロレンズで潜ったものの、タイマイやアオウミガメが5~6匹、大きくはないもののギンガメアジとバラクーダが一緒になっちゃったギンバラの群れ。ナポレオンなどなどのワイドなお魚たちで締めくくり。
最初は長いと感じた一日も、エンジン音なんかの環境にも慣れて熟睡できるようになったのか、後半はあっという間に過ぎてしまったように思います。
クルーズ3日目、一本目のウィムスポイントはまだ未開のポイントでソフトコーラル、ハードコーラルがとても綺麗なポイントでした。
2本目のバンカ島周辺にあるマチコポイントは鍵井さんの奥さんの名前が付けられたポイント。
そして3本目と4本目は建設後すぐに潰れてしまったリゾートホテルの桟橋前パラダイスジェッティーを潜りました。
2本目のダイビングの後、昼寝をしているとなんとも芳ばしい匂いが。。。起きてるみと停泊していたすぐ傍の山から火が出ている。パチパチと草木が燃える音が聞こえ、灰もクルーズ船の方に飛んでくるくらいの距離。
最初はみんな野焼きだ野焼きだと言ってたが、どんどん燃え広がってくる。。。火事だったみたい。(^^;
そういえば、最終日、メナドに戻ってから空港へ行く途中でも山が燃えていました。(^^;
パラダイスジェッティーでのナイトダイブでは、桟橋の下にすっごーぃ数のヘコアユが。。。しかもライトに集まって来る。。。
持って入ったのがマクロだけだったのでその凄さを撮れなかったけど、いつも見かけるヘコアユの群れの十倍、いや数十倍と言っても言い過ぎではないほど。
手持ちのライトにやばいくらいに集まってきて固めのヘコアユが身体に当たってチクチクと痛い。ライトを消して暗闇の中逃げる。。。
他にはニシキフウライウオ、寝ぼけて可愛いハナビラクマノミ、ゴシキエビの赤ちゃんは鍵井さんにライトを当ててもらいながら撮った。。。なんとなくプレッシャーを感じるじゃないですかぁ。。。(^^;
ナイトダイブを終えて、久しぶりに陸地に上がる。火事のあった山の麓に戻ってきたのだ。
上陸して何をするかって言うと、鍵井さんのクルーズでは恒例になっているというキャンプファイヤー。参加者の一人は、「またやるの!?昼間のあれがキャンプファイヤーだったのかと思った」と言っていたけど。。。(^^;いくらなんでもそんな豪快には燃やしませんよね。。。(笑)
でも、着火剤はどうやら船のガソリン。。。(^^;ちょっと多くかけすぎたのか、火が点くや否やパン、パン、パンっと小規模な爆発が3回。。。やっぱり豪快かも。(笑)
日記でも書いたけど、今回のクルーズは始まって以来(?)の男ばかりのむさ苦しいクルーズ。去年も参加された参加者の一人が線香花火を持ってきてくれていたが。。。やっぱり男ばかりだと盛り上がらない。(笑)
そうこうしていると、キャンプファイヤーの火が木の枝に移って燃え出してしまいました。もう少しのところで本当に豪快にもうひと山燃やしてしまうことになるところでしたが、少しずつ消えて行ってくれました。
それにしても僕たちはハラハラしながら見守っていたけど、現地のガイドさんはただ笑ってました。。。やっぱり山火事とか結構普通なのかな。。。(^^;
二日目はレンベ島周辺のポイントへ移動してのダイビング。
黒い砂、と言われていていまいちピンと来なかったけど、本当にそうでした。泥というわけでもなく、黒い砂のポイントでした。そしてマクロな生き物がわんさか。。。
写真左は、他ではなかなか見られないバンガイカーディナルフィッシュ。元々スラウェシ島のバンガイという所の固有種だったとかで名前がついたそうだけど、繁殖力が強くいろんなポイントでも見られるようになったとか。
そして写真中央は、初めて見るピンクスクワッドロブスター。去年のお盆にこれを期待してマレーシアのマタキンに行ったけど、ナイトじゃないと。。。と言われていて見れなかった。。。今回見れるとは思ってなかったので大興奮でした。(笑)
が、しかし、ここでマクロレンズを落としてしまってることに気づく。。。寄れない。。。(泣)
少しお腹が冷えてしまい、少し早く上がる。それでも60分のダイブをめいっぱい楽しめました。(^^)
クルーズ船に戻ると、停電している。。。エンジンがかかっていないので発電もしてないようだ。仕方なく水中ライト片手にトイレに入る。。。んが、水も流れない。。。(汗)(汗)(汗)水を送るポンプも回ってないんだろうか。。。
各部屋にトイレがあって、しかも今回は2人部屋の1人使用で助かった。。。これが2人だったらかなり気まずいことに。。。(^^;
結局、停電の原因はバッテリー上がりでエンジンがかからなくなってしまったようで、発電もできなくなってしまったようだった。結局エンジンがかかり電力が復旧して水も流れるようになったのが8時間後の午後4:30.(^^;
2本目も続いて黒い砂地の別ポイント。
須江でおなじみのミジンベニハゼのペアとご対面。須江以外で見るのは初めて(^^)他、ウミウシカクレエビ、セミホウボウ、ゼブラガニ、モンハナシャコ、コロダイや見たことのない幼魚などいろいろ。(^^)
楽しすぎるぞ、レンベ(^o^)
船のエンジンかからないからってわけではないけど、3,4本目もレンベ島のポイントで潜る。(笑)本当にレンベのポイントはどこも楽しい。。。マクロが最高~!(^^)
チョウチョウコショウダイの幼魚、バンガイカーディナルフィッシュ、ピグミーシーホース、オイランヨウジ。そしてお初のサラサハタにヌノサラシ。
サラサハタはもっとデッカイ生き物なんだと思っていたけど、かなり小さくて可愛かったです。ちょっとシャイな子だったものでなかなか全体を撮ることができませんでしたが。。。
ダイビングを終え、鍵井さんがレンベリゾートに滞在中の友達に会いに行くというので、一緒にリゾートまでゴムボートで連れて行ってもらいました。
リゾートはかなーり綺麗なところで、リゾート前のビーチではサンセットやナイトで無数のニシキテグリが見られるという。。。ミンピ号は去年までこのポイントでも潜ってニシキテグリの交接などをみることができていたのだけど、今年に入ってからリゾートから潜るなと言われてしまったようで。。。とても残念。
マクロ天国のレンベ。かなりやばいくらいのポイントが多いのでまたこのリゾート滞在なんかででも来てみたいなー。。。
結局、鍵井さんの友達の方はちょうどビーチエントリーしてる最中とのことで、タイミング悪く会うことができずタイムアウト。ボートへ引き返すこととなりました。
後に、帰りの空港でお会いすることができましたが、女性の水中写真家さんと某機材メーカーの旦那さん、とっても素敵な方々でした。
メナドの海はプロのカメラマンがこぞって撮影に来るということがどこかに書かれていたけど、まだ2日だけだけど、バンカ、レンベの海を潜ってみて本当に納得するほどの海だと実感しました。
またきたーぃ!
前日の夜のうちにカメラ機材のセッティング。。。ターゲットライトにしていたビデオライトが点かない。。。電池を換えてみても駄目。。。いきなりちょっとブルーに。。。
起床は6時過ぎ、6時半にはブリーフィングをして7時ごろにディンギーというゴムボートに乗り込んでの朝飯前の一本目。
一応チェックダイブを兼ねてるが、特にこれといたことはせず、ウェイトなどのチェックのみ。
それでも、いきなりヒポカンポスっていうピグミーシーホースの新種を見せてくれる。なんとなくジャパニーズピグミーみたいだった。結構うねりがあり、小物系の写真はちょっと無理。。。
食事の後の2本目は、ボートを移動させてソフトコーラルが美しいというポイント。
ポイントに着くや否や、ガイドがジュゴンジュゴン、と叫ぶ。浅瀬を大きな身体が動いているのが見える、そして時折水面に顔を出して呼吸をしていた。スノーケルとフィンを付け、カメラを持って入るが濁りもあり、更に結構な速さで移動しちゃうようでなかなか近くにいけない。それでも、一瞬、1~2メートルの距離に現れ感動。(^^)
カメラは濁りのせいもありピントを合わせてる間にあっという間に泳ぎ去って行ってしまい撮ることができなかったけど。。。鍵井さんはさすが、一瞬のシャッターチャンスも逃さずにカメラにおさめていました。
そしてダイビング、ワイドレンズで入るもソフトコーラルが開いてないから駄目だということで3本目も続けてチャレンジすることに、ヒポカンポス、カンムリブダイ、タイマイなど。
3本目は見事なまでに蛍光色のソフトコーラルが咲き乱れ、なんとも言えない美しさでした。
潜水時間はほぼ60分~70分のゆったりしたダイブ。
水温は26℃と3mmのウェットではちょっと冷たいかな。
4本目のダイビングはナイトダイブに。
エントリー時になんと右のフィンが脱げてしまう。。。辺りは暗く少しうねりもあってすぐに見失ってしまう。。。あぁ、フィンの予備なんてあるのかな、あっても僕のように小さい足で履けるフィンがあるかな、終わった。。。と、いきなり途方に暮れながらディンギーに捕まってると、ガイドが見つけて着てくれました。。。すご~ぃ!助かりました。。。(^^;
気を取り直して、水中へ。。。
オオモンイザリウオが3個体、とにかくでかい。。。他にハダカハオコゼやコブシメ、小さなセミエビみたいなのやらたくさんの被写体。
だけど、ストロボ内蔵のターゲットライトや手持ちの使って何とが撮影するが、明るいターゲットライトがなくかなり辛い。ストロボ内蔵のターゲットライトじゃ暗くてピントが合わないし、手持ちのライトで照らせば左手が使えずマニュアルフォーカスができない。。。悔しい。
ちなみに、小さなセミエビ(写真右)は最初イカだと思って撮ってたので背中からの写真です。。。(汗)
ダイビングを終え、ディンギーに乗り込みミンピ号へ向かう途中、辺りが真っ暗闇で本当に星空が綺麗でした。